【2026年2月】新書人気ランキング全31冊と、読まれ続けている4冊

(2026年7月7日更新)

2026年2月発売の新書31冊が、発売から5ヶ月たったいま、実際にどれだけ読まれているか。読書メーターとブクログの登録数で全31冊のランキングにしました。後半では、登録数と書評の記録をもとに、読まれ続けている4冊を紹介します。

目次

2月新書 読書記録サービス登録数ランキング

読書メーターとブクログ、ふたつの読書記録サービスの登録数から順位をつけています。実際の読者がどの本に反応しているかの、いちばん素朴な指標です。

総合順位 書名 著者 レーベル 読書メーター ブクログ
1 現代戦争論 小泉 悠 ちくま新書 489(1位) 739(2位)
2 読書思考トレーニング 中崎 倫子 ちくま新書 357(2位) 1,245(1位)
3 名画で読み解く メディチ家12の物語 中野京子 光文社新書 228(4位) 430(4位)
4 変な心理学 山田 祐樹 ちくま新書 224(5位) 707(3位)
5 懐疑論 古田徹也 中公新書 236(3位) 364(6位)
6 美人はそれほど得しない? 山口 真美 ハヤカワ新書 199(6位) 387(5位)
7 明六社 河野有理 中公新書 186(8位) 350(7位)
8 林陵平のサッカー観戦術 2 林 陵平 平凡社新書 171(9位) 328(8位)
9 予備校盛衰史 小林 哲夫 NHK出版新書 191(7位) 272(11位)
10 フェミニズム 江原 由美子 岩波新書 119(12位) 322(9位)
11 21世紀を動かす思想 加速主義・プルラリティ・SFプロトタイピング 樋口 恭介 集英社新書 130(10位) 240(12位)
12 日本の自然葬 風葬・土葬から樹木葬・循環葬まで 高橋 繁行 講談社現代新書 126(11位) 220(13位)
13 生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線 中屋敷 均 講談社現代新書 114(14位) 294(10位)
14 戦国北条氏 山口博 中公新書 115(13位) 146(17位)
15 ヤクザが消えた裏社会 廣末 登 ちくま新書 105(15位) 173(15位)
16 寂しさへの処方箋 芸術は社会的孤立を救うか 平田 オリザ 集英社新書 78(18位) 195(14位)
17 張作霖 澁谷 由里 岩波新書 103(16位) 144(18位)
18 江戸町奉行所 与力・同心の世界 滝口 正哉 岩波新書 92(17位) 142(19位)
19 神さまたちの由来 日本「多神信心」のみなもと 木村 紀子 集英社新書 59(20位) 167(16位)
20 人はなぜ特攻に感動するのか 井上義和 ほか 光文社新書 77(19位) 136(20位)
21 渋谷パルコの復活 平松有吾 光文社新書 46(23位) 105(22位)
22 エリザベス女王 増補版 君塚直隆 中公新書 46(24位) 107(21位)
23 原発回帰を考える 3.11から15年目の大転換 吉田 千亜 ほか 集英社新書 48(22位) 96(24位)
24 孔子は、いかにして「神」になったのか 湯浅 邦弘 NHK出版新書 48(21位) 75(26位)
25 老いと死のことば 日本の古典を読む 鈴木 健一 岩波新書 22(27位) 99(23位)
26 すしを極める 岡田 大介 ハヤカワ新書 28(26位) 79(25位)
27 ガンダーラ仏教美術の謎 田辺理 光文社新書 44(25位) 74(27位)
28 東大の良問10に学ぶ英語の思考法 青戸 一之 星海社新書 12(28位) 42(28位)
29 寿司はいかに世界へ広まったのか? 社会学者の寿司探訪記 王 昊凡 星海社新書 11(29位) 30(29位)
30 Jピアニスト 今飛び立つ!新世紀の若手演奏家30人 本間 ひろむ 星海社新書 7(30位) 23(31位)
31 「関ケ原」の勝敗はなぜ「文禄・慶長の役」で決まったのか 康 熙奉 星海社新書 7(31位) 26(30位)

※2026年7月7日時点の読書メーター・ブクログの登録数です。カッコ内は各サービス内での順位、総合順位は両サービスの順位を合算した順です。数値は日々変わります。サービスごとに利用者層が違うので、冊同士のおおまかな比較の目安としてご覧ください。順位のつけ方と対象レーベルの選び方は「選書と数値の方針」にまとめています。

ここからは、順位表だけでは分からない中身を、4冊にしぼって紹介します。

現代戦争論小泉悠・ちくま新書

読書メーター489人で、2月刊の総合1位。『ウクライナ戦争』の著者であり、軍事・安全保障の書き手として現在いちばん広く読まれている一人による現代の戦争論です。国際ニュースが緊迫するたびに参照される、この半年の定番になりました。

読書思考トレーニング中崎倫子・ちくま新書

ブクログ登録1,245件。2月刊で断トツというより、今年上半期の新書全体でも上位に入る数字です。読書で思考を鍛えるという主題が読書記録サービスの利用者層と重なった面はあるにせよ、この伸びは現象として無視できません。中身の紹介はリンク先に譲ります。

懐疑論古田徹也・中公新書

『はじめてのウィトゲンシュタイン』などで知られる哲学者が、哲学の古典的な難所である懐疑論を新書で扱います。6月刊の『哲学の始め方』(山口尚・ハヤカワ新書)のイベントに著者が招かれるなど、新書の哲学入門の文脈でいま名前がよく挙がる一冊です。

フェミニズム江原由美子・岩波新書

フェミニズム研究を長年牽引してきた社会学者による概説の新書です。橋爪大三郎氏、田中東子氏と、立場の異なる評者による書評が相次ぎました。この主題の「まず1冊」が岩波新書に揃ったこと自体がニュースだと思います。


毎月の新刊は新刊カテゴリでまとめています。【2026年2月】新書の新刊まとめ(全31冊)もあわせてどうぞ。

※本記事の「反響」に関する記述は、2026年7月7日時点の各種書評・読書記録サービスの登録数に基づきます。書誌情報・価格は変更される場合があるため、詳細は各リンク先でご確認ください。

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