【2026年1月】新書人気ランキング全31冊と、読まれ続けている4冊

(2026年7月7日更新)

2026年1月発売の新書31冊が、発売から半年たったいま、実際にどれだけ読まれているか。読書メーターとブクログの登録数で全31冊のランキングにしました。後半では、登録数と書評の記録をもとに、読まれ続けている4冊を紹介します。

目次

1月新書 読書記録サービス登録数ランキング

読書メーターとブクログ、ふたつの読書記録サービスの登録数から順位をつけています。実際の読者がどの本に反応しているかの、いちばん素朴な指標です。

総合順位 書名 著者 レーベル 読書メーター ブクログ
1 インフレの時代 渡辺努 中公新書 261(1位) 512(2位)
2 「ふつう」ってなんだろう 病気と健康のあいだ 美馬 達哉 講談社現代新書 185(3位) 561(1位)
3 日本ホラー小説史 朝宮 運河 平凡社新書 243(2位) 299(5位)
4 体育会系 小野雄大 中公新書 180(4位) 264(7位)
5 キリスト教入門の系譜 岡本亮輔 中公新書 170(5位) 267(6位)
6 怒っている子どもはほんとうは悲しい 渡辺弥生 光文社新書 123(8位) 409(3位)
7 ジャック・ラカン 松本 卓也 岩波新書 126(6位) 234(9位)
8 なぜ「地方女子」は呪縛になるのか 寺町 晋哉 集英社新書 86(12位) 329(4位)
9 宮本常一 木村 哲也 岩波新書 124(7位) 219(10位)
10 カラー版 名画でわかるヨーロッパの24時間 ヤスダコーシキ ほか 平凡社新書 99(11位) 238(8位)
11 炎上で世論はつくられる 山口 真一 ちくま新書 104(9位) 214(12位)
12 裁判官が見た人間の本性 瀬木 比呂志 ちくま新書 101(10位) 189(13位)
13 職場の対話はなぜすれ違うのか 小林祐児 光文社新書 80(14位) 215(11位)
14 アルジェリア戦争 黒田友哉 中公新書 86(13位) 130(16位)
15 今こそ経済学を問い直す 切実な「必要」の声を聴くために 中村 隆之 講談社現代新書 78(15位) 176(15位)
16 社会の価値の測り方 枝廣 淳子 岩波新書 64(16位) 187(14位)
17 関関同立 小林 哲夫 ちくま新書 54(18位) 90(18位)
18 サケマス物語 森田 健太郎 ちくま新書 45(19位) 89(19位)
19 朝鮮の王朝外交 ”ややこしさ”からの気づき 森平 雅彦 集英社新書 56(17位) 72(23位)
20 三島由紀夫を誰も知らない 井上隆史 光文社新書 40(20位) 85(22位)
21 高齢者とがん 山口建 中公新書 26(26位) 91(17位)
22 タイトルから考えよう 鈴木 俊之 星海社新書 29(24位) 87(21位)
23 日本人はいかにして毒と薬を食べてきたのか? 船山 信次 星海社新書 28(25位) 88(20位)
24 トム・クルーズの真髄 40年間トップに立ち続ける理由 メラニー 星海社新書 34(21位) 51(26位)
25 森永卓郎の戦争と平和講座 森永 卓郎 ほか 集英社新書 29(22位) 64(25位)
26 90年代ヴィジュアル系ロック名盤100選 冬将軍 星海社新書 29(23位) 47(27位)
27 形容詞がわかれば英語がわかる キャサリン ほか ちくま新書 24(27位) 64(24位)
28 7つのキーワードでみる 分断国家アメリカ 西山 隆行 平凡社新書 21(28位) 31(30位)
29 論争 本能寺の変 日本史上の最大ミステリはどこまで明らかになったか? 渡邊 大門 星海社新書 18(29位) 37(29位)
30 やっぱり人生を支えてくれる宗教の言葉 横道誠 光文社新書 9(30位) 42(28位)
31 筑紫哲也と自由の森大学 「文化によるまちおこし」に挑んだ人々 藤原 賢吾 集英社新書 9(31位) 27(31位)

※2026年7月7日時点の読書メーター・ブクログの登録数です。カッコ内は各サービス内での順位、総合順位は両サービスの順位を合算した順です。数値は日々変わります。サービスごとに利用者層が違うので、冊同士のおおまかな比較の目安としてご覧ください。順位のつけ方と対象レーベルの選び方は「選書と数値の方針」にまとめています。

ここからは、順位表だけでは分からない中身を、4冊にしぼって紹介します。

インフレの時代渡辺努・中公新書

読書メーター1位・ブクログ2位で、1月刊の総合1位。ベストセラー『世界インフレの謎』の著者で物価研究の第一人者が、日本が入り込んだ「インフレの時代」を読み解く一冊です。値上げのニュースが続くたびに読者を増やしている印象で、発売から半年たっても登録の伸びが止まりません。

「ふつう」ってなんだろう 病気と健康のあいだ美馬達哉・講談社現代新書

ブクログでは1月刊の登録数1位(561件)。医療社会学と脳神経内科の両方に軸足を持つ著者が、副題のとおり「病気」と「健康」の線引きを問います。タイトルは平易ですが、読まれ方を見るかぎり、医療をめぐるもやもやを言い当てられた読者が多いようです。

日本ホラー小説史朝宮運河・平凡社新書

ホラー分野のアンソロジー編纂で知られる書評家による通史で、読書メーターは1月刊の2位。近年のホラー人気のなかで「歴史を一冊で押さえられる本」はこれしかなく、ジャンル読者の定番になりつつあります。

宮本常一木村哲也・岩波新書

『忘れられた日本人』で知られる民俗学者・宮本常一の評伝です。順位は中位ですが、武田砂鉄氏による書評が出るなど、書評面での反応が目立った一冊。歩く学問としての民俗学に関心がある人の入口になります。


毎月の新刊は新刊カテゴリでまとめています。【2026年1月】新書の新刊まとめ(全31冊)もあわせてどうぞ。

※本記事の「反響」に関する記述は、2026年7月7日時点の各種書評・読書記録サービスの登録数に基づきます。書誌情報・価格は変更される場合があるため、詳細は各リンク先でご確認ください。

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